テーマを「Diver」に変更して1週間くらいが経ちました。これまでにWordpressの有料テーマは4つくらい購入してきましたが、購入後の満足度はDiverが一番です。
この記事では、Diverの機能を解説しつつ「こんな人と相性が良い」と思う人を紹介します。購入しようか迷っている人の参考になれたら嬉しいです。
WordPressテーマ「Diver」とは?
Diverというテーマは、もともと企業のウェブサイトの開発に使われていたテーマだそうです。そのテーマをもとに、100以上のWordpressテーマを分析した結果を反映させた結果が「Diver」となりました。
このテーマを開発したのは、キュレーションメディアやバイラルメディアを運営した経験のある4人のエンジニアなので、見た目だけでなくSEO対策も最適化されています。
説明はこの辺りにしておいて、本題の「Diverに向いている人」の紹介に入ります。
1. 記事の執筆だけに集中したい人
「Diver」は、テーマのカスタマイズに時間をかけたくないという方と相性が抜群です。とにかく投稿画面の入力補助機能が充実しています。文字の装飾や体裁が専用画面から簡単に入力できるので、テーマをカスタマイズする必要がありません。
入力補助機能の一部を紹介しますね。
会話機能
投稿画面には、Diver専用の入力補助機能があります。その機能を使用すると、近頃よく見かける吹き出し形式の記事、Q&Aやボタンなどが簡単に作成できます。
一人会話は寂しいです。
関連記事機能
関連記事の挿入も簡単です。専用ボタンを押すと、カード形式、リスト形式から選択して、記事を一覧から選ぶだけです。
カード形式タイプはこんな感じです。
リスト形式はこんな感じ。たとえば車のメンテナンス関連をまとめてみました。記事をまとめて紹介したいときに手軽に使えます。
マーカー機能、囲い機能
他には文字のマーカーとか、警告やお知らせ表示なんかも専用のボタンがあるので簡単に入力できますよ。
「お知らせ」がこちら。
「警告」がこっち。
囲い機能は読者の方の注意を引きたいときに使うと良いです。便利な機能なので、気軽に使えるので執筆効率が上がります。
共通コンテンツ機能
共通コンテンツ機能とは、アフィリエイトタグや任意のコード、文章をテンプレート化する機能です。
この機能を使えば、同じアフィリエイトリンクを複数ページで使い回していたとしても、テンプレートを修正するだけで一括変更できるので、修正の手間が軽減されます。浮いた時間を記事の執筆に集中できます。詳細は下記をご覧ください。
2. 同じテーマを長く使い続けたい人
Diverは原則永久にアップデート無料です。アップデートは管理画面からワンクリックで最新バージョンになります。標準テーマと同様のアップデート方法なので、更新通知も表示されるので更新忘れもありません。
WordPressやSEO界隈の流れを敏感にキャッチして、頻繁に機能追加が繰り返しています。そのためDiverというテーマが陳腐化することなく、常に最前線に位置するテーマであり続けています。
これまでに行われてきたアップデートの一例を紹介します。細かいアップデートばかりでなく、大型アップデートももちろん無料です。
ピックアップ記事機能
2016年に流行りだした「ブログ上部に人気記事を表示する」という機能もアップデートにより実装されています。
AMP対応
2017年になって話題のAMP対応もチェック一つで記事単位に設定が可能です。
3. WordPressテーマのカスタマイズが苦手な人
Diverというテーマは、カスタマイズ無しでも大概のことが実現できます。その理由は設定に関する機能が充実しているからです。
17種類の設定画面
設定画面が多いので、テーマデザインに関する細かな設定が可能です。
広告の「スポンサーリンク」の設定も可能
たとえば、アドセンスの場合、広告の上部に「スポンサーリンク」を入力して、広告の視認性を高めるべきと言われています。そういったデザインも専用のウィジェットを使用すると誰でも簡単にできます。
記事末尾の広告二個並び(ダブルレクタングル)も簡単に設定できます。
「広告のエリアは用意しておくけど、後は自分で装飾してね」というテーマがほとんどです。しかし、Diverは広告エリアの機能がしっかりしているので、ウィジェット画面から設定するだけでOKなのは本当に助かりました。
豊富なウィジェット
標準で用意されているウィジェットは15個もあります。一般的に広告の貼り方は網羅されていると思います。AMP対応の広告枠もあり、時代の流れに乗ってくれているところも嬉しいですね。
ウィジェットもただ多いだけでなく、全てが「使える」エリアばかりです。記事一覧の「ループの途中」というエリアなんかは使いたくなりますよね。
カテゴリにカラーが指定できます
カテゴリ単位にラベルのカラーを指定できます。色分けすることで視認性もあがりますし、オリジナリティにも繋がります。
こういった細かい部分まで考えられているので、カスタマイズしたくてもするところが少ないテーマかも知れません。
フォントサイズや行間はCSS
至れり尽くせりのDiverなのですが、フォントサイズや行間などの文字装飾については、CSSを編集が必要です。サポート窓口にも問い合わせましたが、CSSに記述してくださいとのことでした。この部分は今後改善してもらいたいところですね。
プラスに捉えるならば、文字の装飾(フォントサイズ、行間、色)は、人によって細かいこだわりがあるので、設定画面でやるよりはCSSで自由に記述できるほうがが小回りがきくという一面もあります。
追記:2018/03/31
初心者に優しい機能が大幅に追加されています。Googleアドセンスの柔軟な設置、フォントサイズや段落間、行間などの投稿設定が管理画面から簡単に設定可能になりました。他にもカエレバ・ヨメレバのオリジナルデザイン適用機能など盛りだくさんです。
4. 「みんなと同じが嫌」という人
OPENGAGEさんのテーマは、他の有料テーマと比べてデザインが一歩抜きんでている部分がありました。そのため、Wordpressの標準テーマなの?と思うくらい多くのブロガーさんが使用しています。
だから「良いテーマなんだけど、みんなが使っているし…。なんか他のテーマがないかな」と感じる人も多いはずです。
Diverは、ブロガー界隈で大人気のテーマであるストークやハミングバードに雰囲気が似ています。その理由は、Diverのデザインが洗練されているからだと思います。
また、まだDiverを使っている人は少ないです。僕のブログで初めて見たという方が多いはずです。他とは違うテーマにしたいというブロガーさんには、今が旬のテーマです。
Diverに関するQ&A
WordPressテーマの中ではマニュアルがしっかりできているテーマです。管理画面からマニュアルページに遷移できます。
問い合わせ窓口のサポートもしっかりしているので、Diverを使っているユーザー数を心配する必要はないです。これまで5回ほど問い合わせしましたが、翌日には必ず回答が届いています。早いときは1時間以内にありました。
また購入後1か月以内のユーザーを優先的にサポートしてくれますので、テーマの切替もスムーズにできると思います。
Diverは子テーマを使って利用することが勧められていますので、「自分でもカスタマイズしたい!」という人のニーズにもしっかりと応えてくれるテーマになっています。
でも「カスタマイズをガリガリしたい!」といった具合に、やる気満々であるならば、カスタマイズが前提になっているAFFINGERを選んだ方が幸せになれると思います。
余談
ちなみに、このQAもDiverの入力補助機能で作成しています。凄いでしょ。
まとめ
Diverを使用するのに向いている人は、下記の4通りのパターンです。
- 記事の執筆だけに集中したい人
- 同じテーマを長く使い続けたい人
- WordPressテーマのカスタマイズが苦手な人
- 「みんなと同じが嫌」という人
これまで有料テーマを4つくらい購入した経験がありますが、最も「記事の執筆に集中できるテーマ」です。Diverは有料テーマの中でも高額ですが、それだけの満足度があります。
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おしまい。