娘がウィルス性胃腸炎で、おなかの緩い状態が3日間続きました。今年の1月に家族全員ノロウィルスにやられた経験から、手あらいを徹底して娘ひとりの感染で何とか食い止めました。
今年も早いもので11月末です。そろそろノロウィルスが本格化する頃、注意喚起もこめて、今日は手あらいの話です。
ノロウィルスで家族全滅事件
娘が保育園からノロウィルスをもらってきて、不幸にも家族全員が感染して。1週間も寝込みました。共働き夫婦の車が、車庫にとまったままで動かないことから、ご近所さんから心配されました。生きてるのか死んでいるのか怪しくなるのも仕方ありませんね…
体調が良くなっても会社に復帰するには、治癒証明が求められて復帰までに9日間かかりました。なんともうれしくない長期休暇となったのです、とほほほほ。
今思えば、娘が水下痢になったとき、オムツを処理した後の手あらいが甘かったのが原因でした。保育園や会社と違って、食事、トイレ、生活を共にする時間が長いので、注意を払っても感染する可能性が高い状態なので、安易な行動だったと思います。
トイレの後、手洗いしない人は15.4%
消費者庁の調査で、トイレの後に手洗いしない人が15.4%もいることが判明しました。かなり衝撃的な結果です。
大も小も手あらいしないというのは、認めたくはないですが、ある意味徹底しているので理解できなくもありません。しかし、大だけ洗わない、小だけ洗わない、って、どんなポリシーなんですか…
手洗いしない理由って何?
よくよく考えてみると、僕の職場にもいるんですよ。トイレの後、掃除の後、まったく手洗いしないと人が…。それで一度、冗談半分で「なぜ手洗いしないのか?」を聞いたことがあります。
やっぱり大した理由はありませんでした。
- 面倒くさい
- 手がぬれるのが嫌(不潔に感じる)
最終的には、「手のひらの常在菌が死んでしまって、逆にウイルスにやられてしまう」ような話をしてました。
たしかに、この話には一理あって、手あらいのし過ぎは、ばい菌バリアが破壊されて、本当に良くないようです。
アメリカの手洗い事情は日本と違う
ふだん、あなたが手洗いするタイミングはいつですか?
日本では下記のタイミングは一般的だと思います。
- 外出先からの帰宅後
- トイレの後
- 料理の前
- 食事の前
しかし、アメリカでは少し違うようです。帰宅後に手をあらう習慣はないそうです。そのかわり、手あらいするときは濃い石けんで念入りに洗うそうです。
逆に日本は、帰宅後の手洗いを徹底するせいか、石けんでの手合いが少ない気がします。僕だけかもしれませんが、家にいるときは、ご飯の前の手洗いは忘れがちです。帰宅後に手あらいするので、家の中はキレイだという幻想をいただいているのかもしれません。
正しい手洗いでウイルスは0.0001%に激減
広島県のホームページに手あらいの方法と時間による効果の違いがまとめられています。
その情報によると、手あらいしないときと比べて、「石けんで10秒もみあらい、15秒すすぎ洗いを2セット」で、ウイルスが0.0001%まで激減させられるそうです。
実際に試してみたところ、手あらいの50秒は本当に長いです。
手あらいの歌って知ってますか?
ただ手あらいするのでは、なかなか習慣化できません。まして50秒も手あらいするのは、子どもには難しいです。
何か良い方法はないものか?と、いろいろ調べていたら「手あらいの歌」というものがあるそうです。子どもと一緒に歌いながら楽しく手あらいすると良さそうですね。
わが家はボトルで買って、100均のハンドソープ泡ケースに注ぎ足しして使ってます。
おしまい。