3歳の歯科検診で反対咬合と指摘されました。保育園の連絡帳には、「かかりつけ医に相談してください」とのメッセージ。この時点では反対咬合って何?という状態でした。
反対咬合とは?
「はんたいこうごう」と呼びます。呼び方は難しいですが、いわゆる受け口というやつです。
そういえば、うちの爺が生まれて数か月くらいで、「〇〇(子どもの名前)は、受け口じゃないか?」と指摘していた。当時は、我が子の可愛さから、大丈夫、大丈夫と気にも留めませんでした。
それから数年後、歯科検診で指摘されたのでした。
ネットで調べたところ、2歳で反対咬合だった子の50%は自然治癒するみたいですが、3歳で反対咬合だと治癒率は6%程度らしいです。
矯正治療が必要となる可能性が高そうです。
妻は、中学生の頃に矯正治療(反対咬合ではない)していた経験があるだけに、診断結果に対してのショックが大きかったようです。
矯正を締めた日は、歯が痛くて食事はおろか寝るのも辛かったそうです。
3歳から始められる矯正、「ムーシールド」
その後もネットで調査を続けていると、3歳から始められる矯正があることが分かりました。
「ムーシールド」という矯正器具で、見た目はマウスピースみたいです。寝るときのみ装着するだけなので、小さな子どもでもできそうな気がします。
3か月~8か月で、効果が分かるようになるそうです。なるほど、少し希望があるかも。けど、問題はどこの歯医者にいくか。
評判の良い矯正歯科の探し方は?
妻が昔通っていた矯正歯科は、小児の取り扱いはなく、先生も代替わりして良い評判も悪い評判も聞こえてきません。さて、どうしたものか?
そうなると、今、矯正歯科に通っている方に話を聞くのが一番です。
お隣さんは3人兄弟で、3人とも矯正治療中です。
相談してみたところ、親身になって、矯正についての情報を教えてくれました。
今通っているところは、矯正歯科では、名のある先生が、週に1回のペースで出張してくるそうです。それまでに複数の歯医者を渡り歩いて、やっと巡り会えたと話してました。
以前通っていた歯医者では、反対咬合の治療しているにも関わらず、余計に顎が出てきてしまったそうです。
歯並びが悪くて嫌な思いをするのは子どもです。親としては、多少の費用や時間がかかってもキレイに治してあげたいです。
早速、予約の電話をしたところ2週間待ちでした。
歯医者さんの判断は「様子見」
2週間後。
診断の結果、やっぱり反対咬合。幸いにも症状は軽度でした。
永久歯の生え替わりで治る可能性が高いため、しばらくは様子を見ましょうとのことです。
脳裏に「自然治癒の確率は6%」という情報がよぎりましたが、先生の診断を信じて、子どもの成長を見守ることに決めました。
そもそも、マウスピースを装着して寝るような、大人しい娘ではありませんし…
将来、矯正が必要になったらなったで、その時は親子で覚悟を決めて治療したいです!
咬み合わせの調整は「歯ぎしり」で?
夜寝ているときに、娘の歯ぎしりが凄かったので、ついでに相談しました。
3歳くらいから10歳頃になるまで、歯ぎしりするのは自然のことだそうです。体の成長に合わせて顎も成長します。その成長を歯ぎしりで調整するみたいです。
気にする必要はないし、むしろ良いことだそうです。
それまでは、歯が折れる?みたいに心配していたのですが、相談後は、反対咬合が少しでも良くなればと、祈りながら歯ぎしりを聞いています(^_^;)
そうそう、このときは歯磨きが良くできていると褒められたのですが、それから半年後に、虫歯が見つかりました…
諭吉のよもやま話
諭吉の弟は、小学生から中学生まで矯正してました。なので、矯正というと銀色の金具のイメージが強かったです。
しかし、近頃は、軽度の症状であれば、透明の器具を歯の裏側に装着するそうです。矯正していると言われなければ、全然気が付きません。
今の家に2年前くらいに引っ越してきましたが、お隣の3兄弟の末っ子が、矯正していたのを知ったのは1年が過ぎてからでした。
矯正も進化しています。