nanacoとクレジットカードで、税金や公共料金の支払いを値引きする方法

税金や公共料金に値引きはありません。しかし、ちょっとだけ工夫するだけで、間接的に値引きとなります。

その工夫とはnanacoとクレジットカードを利用するだけです。断言しますが、やらないと損します!

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nanacoを利用する理由

今回の方法で実質値引きとなるのは、「クレジットカードのポイント」です。

どうしてnanacoなのか?

nanacoでなければいけない理由が、2つあります。

1.nanacoなら税金や公共料金の支払いができる

コンビニでの公共料金を支払いしようとして断られた経験はありませんか?

コンビニで、税金や公共料金の支払いができるのですが、残念なことにクレジットカードでの支払いはできないのです。しかし、セブンイレブンなら税金や公共料金をnanacoでの支払いできます。

nanacoで支払いできる税金や公共料金には下記のようなものがあります。

  • 建物の固定資産税
  • 土地の固定資産税
  • 自動車税
  • 軽自動車税
  • 国民年金
  • 国民健康保険
  • ガス料金
  • 水道料金

2.nanacoならクレジットカードでチャージするとポイントが貯まる

「nanaco」の凄いところは、他の電子マネーと違ってクレジットカードでチャージすると、なんとクレジットカードのポイントが貯まるのです。裏技に近いです。

冒頭で話した実質の値引きとは、nanacoにチャージしたときに貯まるクレジットカードのポイントを意味します。

「ポイントなんて…」と、思うなかれ、還元率の高いクレジットカードなら2%も還元されます。たとえば、建物の固定資産税が10万円とすると、2,000円も還元されます。間接的ではありますが、税金が2,000円値引きされることになります。

土地の固定資産、自動車税なども、nanacoとクレジットカードで支払いすると外食代になります。ひと手間かかりますが、この金額は大きいです。

nanacoの注意点

具体的な方法を紹介する前に、nanacoについて事前に知っておきたい注意点があります。

  • nanacoのチャージは手数料無料
  • nanacoポイントは貯まらない
  • クレジットカードのポイントが貯まる
  • 値引き額(還元率)は、クレジットカード次第

nanacoとクレジットカードでポイントを貯める手順

ここからは、具体的な手順を紹介します。

1.nanacoカードを入手する

セブンイレブン、イトーヨーカドーで入手できます。発行手数料として300円必要です。

近所にイトーヨーカドーがあるなら、「8の付く日」にnanacoカードを申し込んで、その場で1,000円以上を現金チャージすると無料となります。

セブンイレブンしかない場合は、不定期で300円分のnanacoポイントが還元される入会キャンペーンが開催されていますので、機会を狙ってみてください。

注意点が2つあります。

1つ目は、nanacoカードの種類です。nanacoカードには複数種類かあります。その中にはクレジットチャージできないnanacoも存在します。たとえばヤマト運輸の「クロネコメンバーズ電子マネーカード」です。

セブンイレブン、もしくは、イトーヨーカドーで、nanacoカードを作成することをお勧めします。

2つ目は、入金が可能となるまでの期間が長いことです。作成から10日後の朝6時以降となります。まだ持っていない方は、クレジットカードの申し込みと同じタイミングで作成しておきましょう。

2.「nanacoにチャージでポイント還元される」クレジットカードを入手する

繰り返しになりますが、「nanacoにチャージでポイント還元される」が重要です。ここを抑えておかないと、税金や公共料金をnanacoで支払いしても、せっかくの苦労が水の泡になります。

nanacoへのクレジットチャージで、ポイントが貯まるクレジットカードは限られています!その中でも、高還元率だったり、使い勝手がよかったりして、主流となっているクレジットカードを紹介します。

ご自身の生活スタイルにあったカードを選ぶのが一番です。高還元率だけどポイントの使い道がないカードだとポイントが貯まっても嬉しくなりませんので。

nanacoにチャージでポイントが貯まるクレジットカード

1.楽天カード(JCB)【還元率 1%】

nanacoへのクレジットチャージの還元率は1%です。

高還元率という程ではありませんが、今回紹介するクレジットカードの中でも、貯めたポイントの使い勝手は抜群です。

ポイントを1円単位で利用できるのは、楽天カードならではの特長です。また楽天では食料品から洋服、パソコンなど幅広い商品を購入できますので、ポイントの使い道にも悩みません。

楽天市場での買い物であれば還元率は2%、キャンペーン中であれば還元率が、10%以上になることもあります。日頃から楽天をよく利用されている方は、メインカードとしても魅力的です。携帯電話料金や電気料金などの固定費もカード払いにすると、ポイントの貯まり方が加速します。

固定費を月2万円、

楽天カードを申し込む上で、重要なポイントが2つあります!

1つ目は、クレジットカードのブランドは必ず「JCB」を選ぶことです。「VISA」だと、nanacoへのクレジットチャージで楽天ポイントは貯まりません。

2つ目は、Web申し込みフォームで「自動リボ」のチェックを解除することです。初期値が「自動リボ」になっています。気付かずに申し込んでしまうと、自動でリボ払いになり、本来なら払う必要のない利息が取られますので注意が必要です。

■楽天カードの詳細はこちら■

2.リクルートカード【還元率 1.2% or 2%】

漢方スタイルカードの改悪で、一躍脚光を浴びたのがリクルートカードです。後ほど詳しく話しますが、還元率は 1.2% or 2%と数あるクレジットカードの中でも、1、2を争う高還元率です。

リクルートカードのポイントは、11月24日より名称がリクルートポイントからPontaポイントに名称が変更となります。ネット上だけのポイントから実店舗でも使えるポイントに生まれ変わります。

これは大きな変更です!どれだけ高還元率であってもポイントの使い道がないと困ります。楽天カードが人気の理由は、楽天市場はもちろん、実店舗でも使える店が多いことです。

では、Pontaポイントはどうでしょうか?

最近ではたぬきののぼりを見かけることが多くなってきました。使える実店舗も増えています。具体的にPontaと提携している店舗をあげると

  • コンビニのローソン
  • 最近話題の大戸屋
  • ファストフードならケンタッキー
  • 家電ならビックカメラ、コジマ電気
  • レンタルビデオのゲオ

などなど、使える場所がたくさんあります。詳しくはこちら

2015年5月12日、報道されたニュースによると、年末(2015年12月)には、ドコモポイントとの相互交換が可能となるそうです。ますますリクルートカードから目が離せません!

またリクルートが運営する「ポンパレモール」でも使えます。ネットなので1円単位から利用可能です。他には旅行サイトとして有名な「じゃらん」での利用も可能です。

ポンパレモールについて補足しますと、カード払いで還元率5%という高還元率を武器に、楽天市場を猛追しているオンライン通販サイトです。ポイントの使い道に困ることはありません。

「実店舗でもネットでも使えて還元率も高い!」ので、リクルートカードはメインカードとなり得るポテンシャルを十分に備えています。

最初に少し触れましたが、リクルートカードには還元率1.2%と2.0%の2種類のカードがあります。楽天カードと違い、クレジットカードのブランドはJCB、VISAのどちらでもポイントは貯まります。

「年間27万円以上利用する」予定があるなら、還元率2.0%のリクルートカードプラスをメインカードとしてお勧めします。

年会費2,000円(税別)ですが、今は新規入会のキャンペーン特典として最大1万円相当のポイントのプレゼントがあります。ざっと5年分の年会費相当になるので損はしないはずです。

「税金や公共料金の支払いだけ」であるなら、還元率1.2%のリクルートカードをお勧めします。こちらは年会費無料です。

すでにメインカードを持っている方、初めてクレジットカードを作成される方に向いているカードです。Amazonのヘビーユーザーである我が家のメインカードは、リーダーズカードです。サブカードとしてリクルートカードを選びました。

塵も積もれば山となる。たかがポイント、されどポイント!

「クレジットカードのポイントなんか、たかが知れてるでしょ」

知人からよく言われます。悲しい気持ちになります。ちりも積もれば山となるのです。メインカードはリーダーズカードですが、下の画面は2年で貯めたポイントです。

Card point

カード請求額から差し引くJデボなら6.4万円分相当(還元率1.5%)、買い物先をAmazonに限定する限定デポなら1.2倍となるので7.7万円分相当(還元率1.8%)になります。

7.7万円という金額は、現金で買い物していたら絶対に手に入らなかったお金です。どうでしょうか?

クレジットカードのポイントは侮れないと思いませんか。今回紹介したリクルートカードプラスは、リーダーズカードを超えるポテンシャルがあります。

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