娘の通う保育園の年少クラスには、前歯が黒くなっている子が、ちらほらいます。
うちの子はといいますと、残念ながら軽い虫歯が一本、前歯にあります。親子で歯磨きを頑張っていましたが、虫歯予防の知識が足らなかったようです。
乳歯の治療で歯が黒くなる理由は下記の記事をご覧ください。
食べ終わった直後の歯磨きは、歯を溶かす?
テレビで話題になったので、聞いたことのあるって人が多いと思います。
食後30分以内に歯磨きすると、歯が再石灰化しきれないため、歯ブラシによって歯がすり減ってしまうという話です。
これは真実ではありませんでした。最近まで信じていたのでショックでした。
実験で用いたのは象牙質を用いていたようですが、本物の歯は、酸に対する抵抗性がより高いエナメル質に覆われているため、実験のような結果にはならないのです。
やはり、昔から言われているとおり、食後すぐの歯磨きが虫歯の予防には大事なのです。
乳歯が生えたらフッ素塗布が大事
乳歯は永久歯と比べると溶けやすいので、一度虫歯になると進行が早いです。
乳歯が生えてきたら、歯医者でフッ素を塗布することで、歯が強化されるので虫歯予防に効果があります。フッ素の力は永遠と続かないので、3~6か月の間隔で塗布する必要があります。
フッ素には、虫歯の進行を抑える力もあるので、いつからはじめても遅くはないです。
一番大事なのは、歯医者に通うこと
以前は、歯医者さんは虫歯になってから通う場所だと思っていました。
この認識が間違いでした。
虫歯予防のためにも通う場所なのです。
数は多くないかもしれませんが、予防歯科に力をいれている歯医者はあります。近所の歯医者のHP、口コミなどで調べてください。
我が家は、予防歯科を重視した結果、かかりつけ医は近所ではなく、車で15分ほど離れた場所になる歯医者にしました。
その歯医者の先生に、今回記事にした歯磨きのタイミング、フッ素塗布の必要性の話を教えてもらえました。また、子どもの仕上げ磨きの仕方、糸ようじの使い方のレクチャーも受けました。
この知識が最初からあれば、娘には虫歯がなかったかもしれません。
諭吉のよもやま話
先日、子どもを連れて歯医者に行って、2回目のフッ素塗布をしてきました。
家庭用のフッ素ジェルがあったので買ってきました。
このジェルは朝晩の仕上げ磨きのときに、歯ブラシにつけて磨くだけです。
最初に試しに自分に使ってみたのですが、このジェルはグレープ味で超甘くて、というか甘すぎて飛び上がりました。
これなら娘も嫌がらずにやってくれると確信して、娘の歯に塗布した瞬間…
経験したことのない甘さに驚いたのか、ゲホゲホしながら泣き出しました…
それ以来、フッ素ジェルは諭吉専用となったのは言うまでもありません。
糖質制限ダイエットの最中なので、気晴らしになってます。